大林組は今期業績予想と配当の上方修正を発表

■国内工事の採算が改善に伴い完成工事総利益が増加したことで、連結業績予想が当初予想を上回る見込み

 大林組<1802>(東1)は24日、今期業績予想と配当の上方修正を発表した。

 17年3月期連結業績予想の売上高は前回予想を50億円上回る1兆8700億円(前回予想比0.3%増)、営業利益は180億円上回る1320億円(同15.8%増)、経常利益は200億円上回る1380億円(同16.9%増)、純利益は130億円上回る930億円(同16.3%増)を見込む。

 前期比では、売上高5.2%増、営業利益24.1%増、経常利益24.1%増、純利益46.6%増を見込む。

 個別業績で、国内工事の採算が改善に伴い完成工事総利益が増加したことにより、連結業績予想の上方修正となった。

 好業績が見込めることから、期末配当は、当初予想の9円から19円となる見込み、年間配当は中間配当9円を加え28円と10円の増配を予想している。

 24日の株価で弾く配当利回りは2.6%となる。

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