【材料でみる株価】ダイドーグループホールディングスは好業績見直して戻り試す、3月国内飲料販売105.5%と好調

材料でみる株価

 コーヒーを主力とする飲料メーカーの持株会社のダイドーグループホールディングス<2590>(東1)が3月27日発表した17年3月度国内飲料事業の月次販売(函数)は105.5%と好調だった。18年1月期は大幅営業増益予想である。株価は18年1月期利益予想が市場予想に届かなかったことを悪材料視したが、売られ過ぎ感を強めている。好業績を見直して戻りを試す展開が期待される。

 3月27日発表した17年3月度販売状況によると、国内飲料事業(函数ベースの前期比・速報値)は105.5%だった。主力のコーヒー飲料が107.7%、茶系飲料が113.8%と好調だった。なお2月~3月累計では合計103.0%となった。

 18年1月期連結業績予想は、売上高が17年1月期比2.4%増の1755億円、営業利益が同37.4%増の53億円、経常利益が同39.0%増の52億円、純利益が同8.2%減の30億円としている。特別利益が一巡して純利益は減益予想だが、国内飲料事業の好調が牽引し、海外事業の収益改善も寄与して大幅営業増益・経常増益予想である。国内飲料事業の販売数量は0.2%増の想定としている。

 株価は1月の上場来高値6290円から反落して水準を切り下げ、さらに18年1月期利益予想が市場予想に届かなかったことを悪材料視して3月9日の5290円まで調整した。週足チャートで見ると一気に52週移動平均線まで割り込んで調整局面の形だ。ただし売られ過ぎ感を強めている。目先的な売りが一巡し、好業績を見直して戻りを試す展開が期待される。(MM)

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