メディカルネットの第3四半期利益は、既に通期予想利益を上回る

■売上原価が前期の6億円から5億31百万円と約13.0%減少

 メディカルネット<3645>(東マ)の第3四半期利益は、既に通期予想利益を上回っている。

 31日に発表された同社の第3四半期連結業績は、売上高10億90百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益1億70百万円(同14.6%増)、経常利益1億72百万円(同15.4%増)、純利益1億16百万円(同37.3%増)と減収ながら二ケタ増益であった。

 増益の要因は、売上原価が前期の6億円から5億31百万円と約13.0%減となったことにより売上総利益5億59百万円(同9.4%増)となったことによる。

 今第3四半期の営業利益率は15.6%、前年同期は13.3%だった。今期で利益率が改善し、2.3%上昇していることになる。

 通期予想に対する進捗率は、売上高69.7%(前年同期75.0%)、営業利益154.5%(同84.1%)、経常利益156.4%(同84.7%)、純利益165.7%(同45.1%)となっている。
 利益率が改善しているため、第4四半期の売上が計画通りに推移すると、利益面での大幅な上方修正が期待できる。

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