クラウディアは31日、今17年8月期第2四半期業績予想を上方修正し、同日発表した

■販管費が予想値と比べ1億07百万円下回ったことから営業利益以下が大幅増益となった

 クラウディア<3607>(東1)は31日、今17年8月期第2四半期業績予想を上方修正し、同日発表した。

 今第2四半期連結業績の売上高は前回予想を65百万円上回る64億15百万円(前回予想比1.0%増)、営業利益は1億74百万円上回る3億34百万円(同109.0%増)、経常利益は2億03百万円上回る3億73百万円(同119.6%増)、純利益は1億56百万円上回る5億26百万円(同42.2%増)と利益面で当初予想を大幅に上回った。

 売上高は概ね想定どおりに推移した。利益面は、主に広告宣伝費などの販売費を中心に削減したことにより、販売費及び一般管理費が40億72百万円(同
2.6%減)と予想値と比べ1億07百万円下回ったことから営業利益以下が大幅な増益となった。

 前年同期比では、売上高4.1%減、営業利益91.4%増、経常利益89.0%増、純利益5160.0%増となった。

 第2四半期業績の利益は当初予想を大幅に上回ったものの、通期連結業績予想は当初予想を据え置いた。

 しかし、通期業績予想に対する進捗率を見ると、売上高49.4%、営業利益81.5%、経常利益88.8%、純利益95.6%と利益面での進捗率が極めて高いことから、通期での上方修正も期待できる。

 31日の引け値は、535円。株価指標は、PER(予)8.43倍、PBR0.77倍、配当利回り2.99%である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る