【話題】防衛関連株が一段高となり石川製作所など値上がり率上位に続々登場

自衛隊 軍隊 防衛 戦車

■日経平均は203円安、北朝鮮を巡る報道が相次ぎ不安感広がる

 4日後場寄り後の株式市場では、防衛関連株の値動きが一段と活発化し、石川製作所<6208>(東1)は17%高の1009円(147円高)まで上げて東証1部銘柄の値上がり率1位に躍進しているほか、豊和工業<6203>(東1)も一段と上値を指向して8%高の715円(55円高)まで上げて同じく4位に進んでいる。

 米国が北朝鮮に対する制裁姿勢を強めていることに対し、北朝鮮が3日夜に「制裁をいかに粉砕するかを世界はまもなく見ることになる」(NHKニュースWEBより)といった声明を発表したと伝えられたほか、日米韓が共同で北朝鮮の潜水艦を念頭に置いた訓練を行うとの観測が伝えられたことなどが材料視されている。

 13時を過ぎては、東京計器<7721>(東1)も一段上値を指向して239円(16円高)。日本アビオニクス<6946>(東1)は7%高の479円(30円高)となって東証2部の値上がり率4位。細谷火工<4274>(JQS)は11%高の551円(56円高)前後でJASDAQ市場の値上がり率3位。重松製作所<7980>(JQS)は8%高の709円(50円高)で同じく7位。日経平均は下げ幅を広げて203円74銭安(1万8779円49銭)となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る