うかい 第3四半期(10月~12月)の業績が好調であったことから、株価は年初来最高値2580円奪回が予想される

株式市場 銘柄

 高級和食・洋食レストランのうかい<7621>(JQS)の第3四半期(10月~12月)の業績は好調であったことから、通期業績予想の上方修正が予想される。株価は10月16日の2101円を底に右肩上がりのトレンドを形成し、2月3日には2328円と年初来最高値2580円奪回が予想される。

 2月6日引け後に発表された第3四半期累計期間の業績は、売上高94億95百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益3億41百万円(同37.5%減)、経常利益2億75百万円(同45.0%減)、純利益1億42百万円(同47.8%減)と増収ながら大幅減益であった。

 ところが、第3四半期(10月~12月)の業績は、売上高34億99百万円、営業利益3億80百万円、経常利益3億65百万円、純利益2億26百万円と好調に推移した。

 通期業績予想に対する第3四半期累計期間の業績の進捗率は、売上高77.9%、営業利益175.8%、経常利益、247.7%、純利益394.4%と利益面では既に第3四半期で大きく上回っている。通期業績予想の上方修正が予想される。

 仮に、第4四半期(1月~3月)の業績が、第3四半期(10月~12月)並みの業績を達成出来たとすると、売上高129億94百万円、営業利益7億21百万円、経常利益6億40百万円、純利益3億68百万円が見込める。
 第3四半期(10月~12月)がいかに好業績で推移したかということがわかる。

 過去6か月間の週足チャートを見ると、9月25日の2389円から10月16日の2101円まで調整したが、その後は右肩上がりのトレンドを形成している。第3四半期の好業績と配当を材料に、年初来最高値2580円奪回が予想される。

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