【株式市場】北朝鮮の動向などに不透明感強く日経平均は一時287円安だが防災・防衛関連株は高い

株式

◆日経平均の前引けは1万8516円04銭(231円83銭安)、TOPIXは1476.45ポイント(18.65ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億2186万株

チャート14 12日(水)前場の東京株式市場は、ロシアのプーチン大統領が米国を強く非難と伝えられた上、北朝鮮の動向を巡り、外務省が韓国滞在者や渡航予定者に対し注意を促す「スポット情報」を発したと伝わり、株価指数の先物が取引開始から下げ相場となった。日経平均も150円安で始まり、10時20分にかけて287円28銭安(1万8460円59銭)まで下押す場面があった。前引けも231円83銭安(1万8516円04銭)となり、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均などもそろって安い。

 防衛・防災関連株が連日活況高となり、石川製作所<6208>(東1)などに続いて帝国繊維<3302>(東1)や防護服のアゼアス<3161>(東2)なども動意を強めた。細谷火工<4274>(JQS)は連日ストップ高。

東証1部に直接上場したLIXILビバ<3564>(東1・売買単位100株)は9時9分に公開価格を103円(5%)下回る1947円で初値がつき、その後2060円まで上げて前引けは2053円。

 東証1部の出来高概算は10億2186万株、売買代金は1兆571億円。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は151銘柄、値下がり銘柄数は1817銘柄となった。(HC)

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