電算は今17年3月期通期業績予想の上方修正を発表

■県や市町村の情報セキュリティ強靱化に関する作業が新たに発生したこと等で売上・利益ともに伸びる

 電算<3640>(東1)は17日、今17年3月期通期業績予想の上方修正を発表した。

 売上高は前回予想を5億90百万円上回る147億90百万円(増減率4.2%増)、営業利益は2億円上回る5億80百万円(同52.6%増)、経常利益は1億96百万円上回る5億95百万円(同49.1%増)、純利益は1億49百万円上回る4億15百万円(同56.0%増)と利益面での大幅な上方修正となる見込み。

 県や市町村の情報セキュリティ強靱化に関する作業が新たに発生したことで、売上・利益ともに伸びた。更に、番号制度、臨時福祉給付金及び子ども子育て支援制度改正(利用者負担一部軽減)等の法制度改正対応も利益に貢献した。また、産業分野では、電子カルテ等の病院情報システムの更改、新聞広告管理システム及びリーストータルシステム等のパッケージシステムの導入が順調進んだ。これらの要因で、当初予想を上回る見込みとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る