燦キャピタルマネージメントは孫会社が出資するTRANG-BIOMASS社のバイオマス燃料製造施設用地取得を発表

■製造設備が完成次第、日本のエネルギー商社へバイオマス燃料を販売する方針

 燦キャピタルマネージメント<2134>(JQS)は19日、同社の孫会社が出資するTRANG-BIOMASS社がバイオマス燃料製造施設用地を取得したことを発表した。

 今回取得した、バイオマス燃料製造施設用地の面積は80000平方メートル。場所は、タイ国のトラン市。

 今後、同社の100%子会社であるSUN-BIOMASS社は、日本のエネルギー商社の資本参加を受け入れる一方、TRANG-BIOMASS社は、各種許認可取得作業とSUN-BIOMASS社を含む第三者からの出資やローンによる資金調達作業を行い、製造設備が完成次第、日本のエネルギー商社へバイオマス燃料を販売する方針。

 現在日本では、再生可能エネルギーの買取制度(FIT)に基づく発電事業が活発であり、太陽光発電事業のみならず、バイオマス発電事業が活況を呈しており、今後稼働するバイオマス発電事業が増加するとともに、そのバイオマス燃料(木質ペレット等)に対する需要が大きく高まることから、バイオマス燃料に係るビジネスは安定的に推移することが予想される。

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