【新規上場(IPO)銘柄】LIXILビバは18年3月期増収増益見通し、配当性向30%目指す

株式市場 IPO 鐘

 LIXILビバ<3564>(東1)は、4月12日に東京証券取引所市場第一部に上場した。同社は、プロフェッショナルから一般生活者の方々まで、多くの皆さまの住生活にかかわる商品を取り扱う住まいと暮らしの専門店としての「ホームセンター」の実現を目指し、日本国内、そして将来の海外展開も見据えた事業を展開している。

 ホームセンター事業では、次世代型ホームセンター「SVH」を中心に展開している。リフォーム事業では、ホームセンター内に「リフォーム&デザインセンター」を設け、顧客がショッピングとともに気軽に立ち寄ることができる店舗作りに努め、新築以外の住まい全体に関わるリフォームの要望にも応えている。ヴィシーズ事業では、ホームセンター内で「VC’S(ヴィシーズ)」を運営し、ビーズ、輸入雑貨、書画材、アート、クラフト、加工サービス、生地などを取り扱っている。デベロッパー事業では、ショッピングモール「ビバモール」を中心に、店舗テナント顧客に対して、不動産賃貸及び付帯するサービス事業を行っている。

 前2017年3月期第3四半期業績実績は、売上高1362億2200万円、営業利益89億4100万円、経常利益84億4500万円、純利益54億2700万円に着地。

 前17年3月期業績予想は、売上高1772億9900万円(前の期比2.6%増)、営業利益104億8100万円(同1.6%増)、経常利益97億8400万円(同0.5%減)、純利益64億8900万円(同30.1%減)を見込む。上場で調達した資金はリフォーム需要の大きい都市部への新規出店やPOS(販売時点情報管理)システムなどの投資へ充当を計画。年間配当は期末一括33円を予定している。

 株価は、4月12日に公開価格2050円を5%下回る1947円で初値を付け、同日安値1938円と押した後、20日高値2082円と上昇。その後、モミ合っている。今18年3月期は、ライフスタイルに合わせた日用品やホームセンターならではの商品の品揃えを充実させ、R-50(リフォーム関連商品の売上構成比増加)成長戦略を引き続き推進し、売上高1836億9000万円(前期予想比3.6%増) 、営業利益114億7400万円(同9.5%増)、経常利106億6900万円(同9.0%増)、純利益72億5600万円(同11.8%増)を見込んでいる。年間配当は期末一括41円(同8円増)を予定している。配当性向を将来は30%にしたい方針で、配当利回り2%の公開価格2050円割れ水準が下値として固めつつあり、中長期的な視点から押し目は注目されそうだ。(株式評論家・信濃川)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

最新記事

カテゴリー別記事情報

     

    新着記事

    ピックアップ記事

    1. ■東京2020オリンピック競技大会まであと200日!  東京2020大会のゴールド証券パート…
    2.  2020年1月6日(月)、日本取引所グループ(JPX)は東京証券取引所で新年恒例の「大発会」を…
    3. 株式市場における主要テーマとして注目  ブロックチェーンの技術を活用した新たな金融サービスの…
    2020年9月
    « 8月    
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930  

    アーカイブ

    IRインタビュー 一覧

    テンポイノベーション・原康雄社長 アルコニックスの竹井正人社長 JPホールディングス・古川浩一郎社長に聞く Eストアーの石村賢一社長に聞く アイビーシーの加藤裕之社長に聞く ピクスタの古俣大介社長に聞く メディカル・データ・ビジョンの岩崎博之社長に聞く イワキの岩城慶太郎副社長に聞く ヨコレイの西山敏彦社長に展望を聞く 平山の平山善一社長に近況と展望を聞く アンジェス MGの山田 英社長に聞く CRI・ミドルウェアの押見正雄社長に聞く 京写の児嶋一登社長に聞く

    アーカイブ

    「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
    また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
    ページ上部へ戻る