協栄産業は17年3月期業績予想の上方修正を発表

■半導体デバイスの需要が増加

 三菱電機系の商社である協栄産業<6973>(東1)は27日引け後、17年3月期業績予想の上方修正を発表した。

 半導体デバイスの需要が増加したこと、エネルギマネジメント関連の商談が旺盛であったこと、車載関連の受注が増加したこと等を上方修正の要因としている。

 17年3月期連結業績予想は、売上高は前回予想を13億69百万円上回る533億69百万円(増減率2.6%増)、営業利益は59百万円上回る2億59百万円(同29.5%増)、経常利益は68百万円上回る1億68百万円(同68.4%増)、純利益は46百万円上回る96百万円(同92.9%増)と利益面での大幅な上方修正を見込んでいる。

 16年3月期と比較すると、売上高0.76%減、営業利益93.3%増、経常利益147.1%増と大幅増益を見込む。ちなみに、前期の最終利益は△1億40百万円であったので、今期は、黒字転換となる。

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