建設技術研究所の第1四半期業績は増収増益で黒字スタート

■増収ながら売上原価は前年を下回り、営業総利益が2ケタの増益となる

 建設技術研究所<9621>(東1)の第1四半期業績は、増収増益で黒字のスタートとなった。

 17年12月期第1四半期連結業績は、売上高75億86百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益05百万円(前年同期△43百万円)、経常利益05百万円(同△54百万円)、純利益05百万円(同△23百万円)と増収増益。

 増収ながら、売上原価は前期の56億10百万円を1億71百万円下回る21億39百万円となったことから、売上総利益は21億46百万円(前年同期比12.3%増)となり、販管費の増加をカバーし、営業利益以下が黒字となった。

 今17年12月通期連結業績予想は、売上高440億円(前期比4.7%増)、営業利益25億円(同5.1%増)、経常利益26億円(同6.9%増)、純利益17億円(同17.4%増)と増収増益を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る