【株式市場】連休を前に様子見となり日経平均は2日続伸だが前場上げたまま小動き

株式

◆日経平均の終値は1万9445円70銭(135円18銭高)、TOPIXは1550.30ポイント(10.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億6294万株

チャート13 2日後場の東京株式市場は、連休を前にして大きく買い持ちを膨らませる動きなどが見られないようで、このところ大きく上げてきた東京エレクトロン<8035>(東1)が前場に高値を更新したまま高値圏で小動きとなるなど、様子見気分が漂った。日経平均も前場の高値1万9464円30銭(153円78銭高)に近い水準で一進一退となったが、大引けも強く2日続伸。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均などはそろって高い。

 後場は、日本ピストンリング<6461>(東1)ヨコオ<6800>(東1)が連休明け後の決算発表に期待とされて一段ジリ高となり、日本パワーファスニング<5950>(東2)も一段ジリ高。ファンデリー<3137>(東マ)は業績好調で5月中旬の「日本糖尿病学会」に製品を展示とされて大きく出直り、初穂商事<7425>(JQS)は四半期決算が好感されて出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は18億6294万株(前引けは9億577万株)、売買代金は2兆2656億円(同1兆721億円)。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は1487(同1579)銘柄、値下がり銘柄数は436(同325)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは32業種)が値上がりし、安い業種は食料品、水産・農林、海運。一方、値上がり率上位の業種は、不動産、石油・石炭、証券・商品先物、金属製品、精密機器、倉庫・運輸、輸送用機器、鉄鋼、などとなった。(HC)

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