東北化学薬品の今期第2四半期は、主力の化学工業薬品が堅調であったことから増収増益

■投資有価証券売却益等の49百万円を特別利益として計上し最終利益は大幅増益

 工業薬品、試薬、関連機器が主力の商社である東北化学薬品<7446>(JQS)の今期第2四半期は、主力の化学工業薬品が堅調であったことから増収増益となった。

 17年9月期第2四半期連結業績は、売上高156億53百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益1億33百万円(同9.4%増)、経常利益1億50百万円(同10.8%増)、純利益1億16百万円(同59.3%増)となった。純利益が大幅増益となった要因は、投資有価証券売却益等の49百万円を特別利益として計上したことによる。

 化学工業薬品は、主力の電子部品産業が堅調に推移したが、ジェネリック医薬品製造業は前年同期を若干下回った。同関連機器は、大学への大型案件及び追加受注等があり前年を上回った。この結果、売上高76億02百万円(同8.6%増)、 セグメント利益(売上総利益)6億14百万円(同2.5%増)となった。

 臨床検査試薬は、前期に検体検査項目のスポット採用があった影響もあり、前期を下回った。また、 同関連機器も、前期に大型案件があったため、今期は減収となった。この結果、売上高62億58百万円(同6.9%減)、セグメント利益(売上総利益)5億77百万円(同2.8 %減)と減収減益。

 食品は、円安による原料等の高騰や原料不足による製造量減少などあったが、消耗品が増加し、前期を上回り、売上高16億27百万円(同2.7%増)、セグメント利益(売上総利益)1億35百万円(同2.8%増)と増収増益。

 その他は、りんご栽培農薬の増加などがあったが、栽培面積の減少や農薬使用回数の削減など厳しい状況が継続しているため、売上高1億64百万円(同10.1%減)となったが、 セグメント利益(売上総利益)は、利益率が向上したことで、37百万円(同19.8%増)と増益となった。

 今期通期連結業績予想は、売上高315億円(前期比4.7%増)、営業利益3億15百万円(同59.2%増)、経常利益3億45百万円(同48.3%増)、純利益2億20百万円(同75.5%増)と増収大幅増益を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  2. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  3. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  4. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  5. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  6. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る