【株式市場】円安継続のため先高期待あるが韓国大統領選を前に好業績株を選別買い

株式

◆日経平均の前引けは1万9879円98銭(15円72銭安)、TOPIXは1583.94ポイント(1.92ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億424万株

チャート11 9日(火)前場の東京株式市場は、円相場が1ドル113円台の円安継続のため資源株などが強く、昨日の日経平均450円高に続いて一段高の期待が強い様子があった。ただ、韓国大統領選の投票日のため様子見気分があり、日経平均は終始小動きだった。値動き幅(上値と下値の差)が67円にとどまり、前引けは15円72銭安(1万9879円98銭)。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 サニックス<4651>(東1)井村屋グループ<2209>(東2)が3月決算の見通し増額を材料に急伸し、リファインバース<6531>(東マ)は7月の新工場稼動や15日の四半期決算発表に期待があり出直り継続。芝浦電子<6957>(JQS)は3月決算の大幅増益などが好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は9億424万株、売買代金は1兆1667億円。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は906銘柄、値下がり銘柄数は940銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る