ASIAN STARの第1四半期は戸建事業が計画どおりに順調な伸びを見せたことから大幅増収増益で黒字転換

■不動産賃貸事業は、保有収益不動産の増加に加え、中国の賃貸事業も業容拡大で大幅増収増益

 ASIAN STAR<8946>(JQS)の今期17年12月期第1四半期は、戸建事業が計画どおりに順調な伸びを見せたことから大幅増収増益で黒字転換となった。

 同社は賃貸マンションの家賃管理業務を中心とした不動産管理事業を事業 領域の中心に据え、それに関連する不動産仲介事業、不動産賃貸事業の収益向上及び不動産販売事業の業容拡大を目指している。

 同社の事業は、不動産販売事業、不動産管理事業、不動産賃貸事業、不動産仲介事業に分けられる。

 不動産販売事業は、戸建て事業が計画通りに推移したことから、売上高1億52百万円(前年同期比870.4%増)、営業利益03百万円(前年同期は△03百万円)と好調であった。

 不動産管理事業は、国内の管理事業は堅調であったが、中国におけるサービスアパートメント管理事業のプロジェクトが1件終了したことから、売上高は1億22百万円(前年同期比12.4%減)、営業利益は49百万円(同10.0% 減)となった。

 不動産賃貸事業は、保有収益不動産の増加に加え、中国のワンルームマンション賃貸事業の業容拡大などにより、売上高は1億26百万円(同50.1%増)、営業利益は26百万円(同7628.8%増)と大幅増収増益。

 不動産仲介事業は売買仲介が順調に推移するとともに、費用の削減に取り組んだ結果、売上高は60百万円(同12.8% 増)、営業利益は25百万円(同54.3%増)と2ケタ増収大幅増益となった。

 その結果、だ1四半期連結業績は、売上高4億62百万円(同57.4%増)、営業利益30百万円(前年同期△02百万円)、経常利益14百万円(同△21百万円)、純利益04百万円(同△21百万円)と大幅増収増益で黒字転換となった。

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