インテージHDの17年3月期は増収増益で、15年3月の過去最高益を更新

■今期18年3月期は増収減益だが5円の増配予想

 市場調査のリーディングカンパニーのインテージHD<4326>(東1)の17年3月期業績は、主力のマーケティング支援(消費財・サービス)事業、マーケティング支援(ヘルスケア)事業共に増収増益となったことから15年3月の過去最高益を更新した。

 同社の事業は、マーケティング支援(消費財・サービス)事業、マーケティング支援(ヘルスケア)事業、ビジネスインテリジェンス事業の3事業に分かれている。

 マーケティング支援(消費財・サービス)事業、マーケティング支援(消費財・サービス)事業は増収増益となったものの、ビジネスインテリジェンス事業は、AIを活用した新規事業投資の影響で、増収ながら減益となった。

 今期については、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響などが懸念されるものの、国内においては政府の各種政策の効果により緩やかな回復基調が見込まれるとしている。

 その結果、18年3月期通期連結業績予想は、売上高510億円(前期比6.3%増)、営業利益40億円(同6.3%減)、経常利益41億50百万円(同5.5%減)、純利益28億円(同2.5%減)を見込む。

 配当については、前期の35円から40円と5円の増配予想。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る