野村不動産HDは日本郵政による買収観測を受けて急伸

株式市場 銘柄

■日本郵政は「様々な可能性を検討しているところ」とIR開示

 野村不動産ホールディングス<3231>(東1)は15日、買い気配を上げて大きく上値を追う始まりとなり、9時10分にかけては2178円(150円高)の買い気配となっている。「日本郵政が不動産大手の野村不動産ホールディングスを買収する検討に入ったことが12日わかった」(5月13日付日本経済新聞朝刊)と伝えられ、思惑が広がった。

 一方、日本郵政<6178>(東1)は12日22時過ぎに東証開示で、同社が発表したものではないと発表し、「当社においては、新たな資本業務提携について様々な可能性を検討しているところであり、開示すべき事実が決定された場合には速やかに公表いたします」とした。(HC)

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