科研製薬が逆行高、爪白癬治療剤の韓国での承認など好感されディフェンシブ性も注目

株式市場 銘柄

■韓国の食品医薬品安全処から販売承認を取得

 科研製薬<4521>(東1)は18日、取引開始後に6800円(150円高)と反発し、全体相場の大幅安に逆行する始まりとなった。爪白癬治療剤「Jublia」について、韓国向けの導出先「東亞ST」が5月16日付で韓国の食品医薬品安全から販売承認を取得したと発表。注目されている。

 株価は5月10日に6970円まで上げて年初来の高値に進んだばかり。その後の調整相場が浅く、今期の減益見通しは織り込まれたとの見方が少なくないようだ。全体相場が重い局面ではディフェンシブ性のある医薬品、食品株が退避的に買われることが少なくないため注目余地は大きいようだ。(HC)

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