三井金属が2008年以来の高値を更新、原油高受け資源株の人気再燃に乗る

株式市場 銘柄

■再びチャート妙味も強まってきたとの見方も

 三井金属<5706>(東1)は23日、3日続伸基調の始まりとなり、取引開始後に418円(17円高)まで上げて2ヵ月半ぶりに2008年以来の高値を更新した。この数日、NY原油が約1ヵ月ぶりの1バレル50ドル台に乗ったことを受けて資源関連株の値動きが強く、三井金属の場合は、前3月期の完全黒字化など業績面でも注目できるようだ。

 今期・2018年3月期の連結予想1株利益は35円02銭。株価水準はPER11倍台のため割安圏にあると見てよく、ここ1年ほど続く上昇基調の中で再びチャート妙味も強まってきたとの見方が出ている。(HC)

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