メディカル・データ・ビジョンが治験支援企業の子会社化で合意

株式市場 銘柄

■保有する大規模診療データベースを利活用し治験事業にも展開へ

 医療ビッグデータ利活用の大手、メディカル・データ・ビジョン(MDV)<3902>(東1)は23日の午後、SMO(治験施設支援機関)事業などを行う株式会社コスメックス(東京都中央区)の全株式を取得し子会社化することで基本合意したと発表した。

 MDVグループは、創業当時から「医療ビッグデータ活用を推進し、患者メリット創出に貢献する」を理念に事業を進めている。保有する大規模診療データベースは2017年4月末現在で実患者数1821万人(国民7人に一人に相当)に達し、公的機関も含めて国内最大規模とされている。

 また、株式会社コスメックスは、2000年の創業以来、新しい治験施設環境を創造することを企業理念とし、SMO(治験施設支援機関)事業を展開。皮膚科・精神科・神経内科を得意領域としており、「少施設多症例治験」による高品質かつ高スピードでのSMO業務、及びシステムを活用した効率的かつ充実した治験施設への支援を行なっており、今後さらなる事業拡大を目指している。

 このたびの株式取得により、MDVは、保有する大規模診療データベースを利活用した治験事業への展開も視野に入れ、協同して事業を推進し、革新的な治験事業の実現を通じ、患者メリットの創出を目指していくとした。

 MDVを取り巻く事業環境は、この3月に医療ビッグデータ活用法案「次世代医療基盤整備法案」が閣議決定されたことにより、大きく拡大する可能性に包まれており、医療ビッグデータ蓄積のパイオニアとして先行性が注目されている。株価は5月22日に上場来の高値2287円をつけた。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る