エステーは12年ぶりの高値、最高益更新の見込みでチャート妙味もともなう

株式市場 銘柄

■「大台固め」を経て騰勢を強め長期上昇相場の第2幕に入ったとの見方も

 エステー<4951>(東1)は24日の後場一段と強含み、13時50分にかけて6%高の2225円(133円高)まで上げて2005年以来の2200円台に乗った。前期・17年3月期の連結純利益が99%増加して18.17億円となり、過去最高だった18.22億円(05年3月期)に肉薄。今期は最高を更新する見込みのため、業績期待相場の様相を強めている。

 今期・18年3月期の連結業績見通しは、売上高を前期比8%増の497億円、営業利益を同23%増の35億円、純利益は同24%増の22.5億円とし、予想1株利益は102円85銭。5月中旬に2000円の大台に乗り、この前後でもみ合う「大台固め」を経て再び騰勢を強めてきたため、テクニカル的には長期上昇相場の第2幕に入ったとみて注目する様子がある。(HC)

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