日本ライフラインが上場来の高値、SMBC日興証券の新規カバレッジを材料視

株式市場 銘柄

■新報酬制度を発表し業績拡大に拍車をかける期待も

 日本ライフライン<7575>(東1)は26日、3日続伸の始まりとなり、取引開始後に8%高の4050円(315円高)まで上げて株式分割などを調整した後の上場来高値に進んだ。25日にSMBC日興証券がレーティング「1」・目標株価5200円で新規カバレッジ開始を発表したことを材料視している。また、2017年3月期の連結営業利益が前期比2.1倍になるなどで最高益を更新し、上値を追う中で、24日の取引終了後に役員報酬制度の見直しと新たな株式報酬制度の導入などを発表し、一段と期待が広がる形になった。

 今期・18年3月期の業績予想も営業利益を23%の増加、純利益を25%の増加とするなど、拡大が続く見通しとしている。予想1株利益は179円66銭のため、株価はPER21倍前後になり、業績拡大傾向と照らせば割安との見方がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る