エイチ・アイ・エスは自己株式の取得を発表

■取得株数の上限は360万株で、発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は5.82%

 エイチ・アイ・エス<9603>(東1)は26日、自己株式の取得を発表した。

 取得期間は、5月30日から7月24日の約2か月間。取得株数の上限は360万株で、発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は5.82%。取得価額の総額は100億円を上限とする。

 また、同日、17年10月期第2四半期連結業績も発表された。売上高は2718億25百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益62億46百万円(同26.8%減)、経常利益105億35百万円(同134.5%増)純利益51億76百万円(前年同期99百万円)と営業利益は減益となったものの、経常利益、最終利益は大幅増益となった。
 経常利益が大幅増益となったのは、為替差益が27億41百万円あったこと等による。
 最終利益は、経常利益が大幅増益だったのに加え、前期にあった特別損失35億14百万円が消えた影響もあり52倍を超える大幅増益となった。

 17年10月期通期連結業績予想は、売上高5800億円(前期比10.7%増)、営業利益200億円(同40.1%増)、経常利益230億円(同165.9%増)、純利益120億円(前期2億67百万円)と増収大幅増益を見込む。
 配当については、4円増配の26円を予定している。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る