やまびこが出直り強める、決算期変更のため敬遠気味だが海外好調

株式市場 銘柄

■ロボット芝刈り機などの注目材料も

 農林業用機械などのやまびこ<6250>(東1)は29日の後場1222円(36円高)をつけて出直りを強めた。今期・2017年12月期の業績見通しは、決算期を海外子会社に合わせて12月に変更する経過期間のため9ヵ月決算になる。業績推移が連続しないため投資家が敬遠する様子があるが、前期・17年3月期の連結業績は北米や欧州が好調で円高の影響を乗り越える形で営業利益が13%増の76.2億円、経常利益も同14%増の72.9%増となった。

 今期の為替前提は1ドル110円、1ユーロ120円。ベルギー企業をグループ化し、ロボット芝刈り機の本格展開を推進している。(HC)

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