【株式市場】米経済指標の発表が迫り日経平均は3日続落だが材料株など強い

株式

◆日経平均の終値は1万9650円57銭(27円28銭安)、TOPIXは1568.37ポイント(4.30ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億1898万株

チャート6 31日後場の東京株式市場は、日本時間の今夜、米国の消費者信頼感指数や個人消費支出などが発表されるため、円相場への影響が気にされた。日経平均は27円安(1万9650円)をはさんで上下に各々40円程度しか動かず、軟調小動きのまま3日続落となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、パナソニック<6752>(東1)が兵庫の工場でリチウムイオン電池の生産倍増と伝えられたほか、パナホーム<1924>(東1)の完全子会社化、出資先の衣類を折りたたむロボットなどを好感して本日の高値圏で推移し、キーエンス<6861>(東1)はみずほ証券による投資判断を好感して一段ジリ高。イグニス<3689>(東マ)は子会社の提携先の新製品アプリなどが好感されて大幅高。オプトエレクトロニクス<6664>(JQS)はバーコード読み取りによる全自動レジがスーパーにとどまらず書店などでも普及を開始とされて注目再燃し高値を更新。

 東証1部の出来高概算は20億1898万株(前引けは6億9448万株)、売買代金は3町176億円(同9897億円)。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は622(同720)銘柄、値下がり銘柄数は1282(同1131)銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、化学、不動産、精密機器、情報・通信、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る