三洋貿易の9月期第1四半期は大幅増益、自動車向け好調

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三洋貿易の9月期第1四半期は大幅増益、自動車向け好調

三洋貿易<3176>(東1)は10日、15年9月期第1四半期連結業績を発表した。売上高は前年同期比6.2%増の153億86百万円、営業利益は同30.4%増の9億82百万円、経常利益は同26.4%増の11億48百万円、四半期純利益は同26.2%増の6億27百万円と増収、大幅増益を達成。

ゴム・化学品では、ゴム関連商品は、主力の自動車向けや家電・情報機器関連向けの合成ゴムおよび副資材の販売が好調に推移した。また、化学品関連商品では工業用フィルムや韓国向け電材などの輸出商材や難燃剤は好調であった。

機械資材では、産業資材関連商品は、自動車用各種部品が引き続き好調に推移し、科学機器関連商品では各種分析・試験機器の販売が順調で、機械・資材関連商品は、接着剤関連機器は堅調であった。

 海外現地法人では、Sanyo Corporation of Americaは、吸水性樹脂、ゴム関連商品を中心に好調で、San-Thap International Co.,Ltd(タイ)は、ゴム関連商品や自動車用各種部品などが堅調に推移した。

国内子会社では、コスモス商事は石油・ガス、海洋・船舶、地熱開発、CO2地中貯留関連機材を中心とした販売や機材レンタル事業が引き続き好調に推移し、ケムインターは機械・電子部品や医薬中間体を中心に堅調であった。

今期通期の業績予想は、当初予想を据え置き、売上高は620億円(前期比5.8%増)、営業利益は33億円(同3.8%増)、経常利益は36億円(同2.4%増)、純利益は21億円(同5.9%増)と増収増益を見込む。

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