カゴメが上場来の高値、第1四半期好調で好業績銘柄の選別買いに乗る

株式市場 銘柄

■通期の業績上ぶれ予想が少なくない様子

 カゴメ<2811>(東1)は7日、3日続伸基調で始まり、取引開始後に3715円(45円高)をつけて上場来の高値を連日更新している。最新の会社発表ニュースとしては、6月6日付で季節限定商品の「野菜生活100愛媛キウイミックス」(愛媛県産のキウイフルーツ使用)発売を発表しているが、第1四半期(1~3月)の連結売上高が前年同期比6%増加するなど業績動向が好調で引き続き注目度が高いようだ。

 1~3月の連結営業利益は同2.2倍になり、純利益も同2.2倍になった。通期(2017年12月期)の業績予想は期初の開示数値を据え置き、売上高が前期比3.7%増の2100億円、純利益が同24.2%増の84億円、1株利益は94円87銭としたが、市場関係者の間には、この予想は上ぶれる可能性が大と見て選別買いする向きが少なくない感触がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る