【新規上場(IPO)銘柄】アセンテックはVDIイノベーションセンターの来場者10,000名突破、通期業績予想の上振れが濃厚

株式市場 IPO 鐘

 アセンテック<3565>(東マ)は、4月25日に東京証券取引所マザーズ市場に上場。同社は、「簡単、迅速、安全に!お客様のビジネスワークスタイルの変革にITで貢献する。」をミッションとし、ITインフラ全般を事業領域として、仮想デスクトップ並びに仮想インフラソリューションに関わる製品及びサービスを顧客に提供している。

 「働き方改革」や「サイバーセキュリティ」などを背景に、企業の積極的なIT投資が 増加し、良好な事業環境が継続している中、特に同社の主力事業であるITインフラ分野は、サイバー攻撃がますます巧妙かつ複雑化し、国家、企業にとって重大な経営リスクとして認知され、投資が拡大傾向にあることを踏まえ、同社は、仮想デスクトップ専用サーバ「リモートPCアレイ」でパートナー企業との連携強化などを図っている。

 6月1日に発表した今2018年1月期第1四半期業績実績は、売上高10億7700万円、営業利益1億1500万円、経常利益1億0900万円、純利益7500万円に着地。特に、仮想デスクトップ環境での利用に特化したシンクライアント端末の販売や、急増するファイルデータ管理課題の解決策としてのストレージ「Nimble Storage」の販売、構築が、業績に貢献。売上高・営業利益・経常利益・純利益とも第2四半期計画を上回り好調に推移している。

 今18年1月期業績予想は、売上高38億円(前期比16.0%増)、営業利益2億3000万円(同7.4%減)、経常利益2億3200万円(同6.5%増)、純利益1億6000万円(同14.2%増)を据え置いているが、業績予想の上振れが濃厚と見られる。

 株価は、5月15日につけた上場来高値8450円から6月5日安値5690円まで調整し、4月26日の上場来安値5630円に並び往って来いとなったが、VDIに特化したショールーム「VDIイノベーションセンター」が同6日、リニューアルオープンすると発表。「VDIイノベーションセンター」が2012年3月1日にオープンし、この間、大手企業や自治体、官公庁、教育機関の情報システム担当者、システムインテグレータやクラウドベンダー等、累計10,000名以上が来場したと発表。これを手がかりに同9日高値6900円を買い直された後、モミ合っている。足元の業績は好調で日柄調整が進めば十分上値を試す余地がある。ここから6000円どころの下値圏まで下押す場面があれば、買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)

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