燦キャピタルマネージメントが出直り強める、タイでエネルギー需要急増の報道など材料視

株式市場 銘柄

■営業利益など14年3月期以来の黒字見通しで低位株妙味を発揮

 クリーンエネルギー関連事業などの燦キャピタルマネージメント<2134>(JQS)は14日、大幅続伸となり、8%高の85円(6円高)まで上げて出直りを強めている。タイ国でバイオマス燃料の製造事業を進めており、14日は、日経産業新聞が同日付で「タイ、急増するエネルギー需要(中略)日本勢、大きな事業機会」と伝え、期待が広がっている。

 事業の選択と集中を進めながらクリーンエネルギー関連事業、資産運用向けの不動産事業などを展開し、今期・2018年3月期の業績見通しは、連結売上高を前期比78%増の5.15億円とし、営業利益や純利益は14年3月期以来の黒字化を見込む。

 このところの株式市場では、同じく株価2ケタのエス・サイエンス<5721>(東1)が出来高を伴って動意を強めるなど、日経平均の2万円台回復を受けて地殻の底上げ運動のように株式市場全体が底上げする動きが見られるという。業績回復が見込める低位株にはこうした需給の好転効果が波及しやすいといえ、割安修整高が期待されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  2. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  3. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  4. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  5. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  6. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る