資生堂が上場来の高値、日本マイクロソフトと「顔の見栄えをよくするアプリ」など好感

株式市場 銘柄

■本日発売の「会社四季報」は業績見通しを独自に増額

 資生堂<4911>(東1)は16日、上値を追う始まりとなり、取引開始後に4018円(150円高)をつけてほぼ10日ぶりに上場来の高値を更新した。期待材料としては、「日本マイクロソフト(MS)と協力し、テレビ会議の画面に映る顔の見栄えをよくするアプリを開発した」(日経産業新聞6月16日付)と伝えられたことなどが言われ好感されている。

 業績面では、今期・2018年12月期の連結純利益の見通しについて、会社側は先の決算発表で260億円としたが、6月16日発売の「会社四季報」(東洋経済新報社)最新号では予想を「独自増額」して280億円と予した。会社側の予想1株利益は65円10銭。値動きを見ると、5月上旬から動意を強めて上値を追う展開に入っているため、相場も業績の好調さを映し始めてきたと注目する様子がある。(HC)

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