【注目銘柄】イワキは今期第2四半期業績予想の修正を発表

株式市場 銘柄

■第2四半期の一株当たり純利益は前期の2円83銭から今期25円87銭と9倍を超える

 イワキ<8095>(東1)は19日、今期第2四半期業績予想の修正を発表した。

 当第2四半期連結累計期間については、医薬・FC事業では医療用医薬品が外皮用剤を中心に販売が伸長した。特に利益面においては医薬・FC事業が引き続き好調を維持したことと、化学品事業では新製品の販売が順調に進み業績が改善した結果、営業・経常利益は前回予想を上回る見込み。また、第 1 四半期に計上した投資有価証券売却益2億19百万円などにより純利益は前回予想を大幅に上回る見込み。

 17年11月期第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を5億円下回るものの、営業利益は3億20百万円、経常利益は4億円、純利益は5億30百万円前回予想を上回る見込みとなった。

 その結果、第2四半期連結業績予想は、売上高280億円(前年同期比4.3%増)、営業利益8億20百万円(同147.7%増)、経常利益9億円(同166.2%増)、純利益8億60百万円(同805.2%増)と増収大幅増益を見込む。一株当たり純利益は前期の2円83銭から25円87銭と9倍超となる。

 通期連結業績予想については、現在精査中であり、業績予想の修正が必要となれば速やかに開示するとしている。

 ちなみに、17年11月期通期連結業績予想は、売上高580億円(前期比5.2%増)、営業利益13億60百万円(同39.2%増)、経常利益14億円(同30.6%増)、純利益8億40百万円(前期08百万円)を見込む。

 通期に対する進捗率は、売上高48.3%(前年同期48.7%)、営業利益60.3%(同33.9%)、経常利益64.3%(同31.5%)、純利益102.4%となっていることから、利益面での再度の上方修正が期待できる。

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