築地魚市場が急伸、豊洲移転に伴う補助金により業績見通しを増額

株式市場 銘柄

■合計額3億8500万円を特別利益として計上へ 

 築地魚市場<8039>(東2)は21日、大幅続伸の始まりとなり、取引開始後に1345円(80円高)をつけて年初来の高値を大きく更新した。20日の夕方、業績見通しの増額修正などを発表。増額の主因が、東京・築地市場の豊洲移転に関連して受け取る補助金などのため話題にも乗る銘柄として注目されている。

 豊洲新市場に新設した冷蔵庫棟などの設備に対して支給された、東京都と環境省からの以下の補助金を、特別利益として計上することとした。 合計額は3億8500万円。これにより、2018年3月期の連結純利益の見通しを従来の1.2億円から4.5億円に見直した。見直した後の予想1株利益は200円52銭。(HC)

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