【株式市場】円安など好感されたが上値重く日経平均は軟調だが材料株は強い

株式

◆日経平均の前引けは2万107円76銭(2円75銭安)、TOPIXは1608.98ポイント(1.40ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億3799万株

 23日(金)前場の東京株式市場は、米景気先行指数の上昇などを受けてドル高・円安基調になったことなどが好感された一方、NYダウの3日続落が様子見要因となり、日経平均は取引開始後に42円07銭高(2万152円58銭高)まで上げたが、その後まもなく20円97銭安(2万89円54銭)まで軟化し、あとはこの範囲内で小動きとなった。前引けは2円75銭安。東証2部指数とマザーズ指数、日経JQSDAQ平均も安い。

 住友大阪セメント<5232>(東1)などのセメント株が国内の5月セメント販売量が前年同月比8・7%増加したことなどを映して上げ、アコム<8572>(東1)などの消費者金融株は大手証券の投資判断を好感して高い。シリコンスタジオ<3907>(東マ)は米社と共同開発するスマートフォン向け新ゲームの公式SNS公開などが材料視されて大幅続伸。オンキヨー<6628>(JQS)は次世代型スピーカー開発などが好感されて連日急伸。

 東証1部の出来高概算は7億3799万株、売買代金は9458億円。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は865銘柄、値下がり銘柄数は982銘柄となった。(HC)

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