日本板硝子は大きく出直る、超高断熱真空ガラス開発など材料株人気が再燃

株式市場 銘柄

■業績が回復基調の見込みのため好材料に反応しやすいとの見方

 日本板硝子<5202>(東1)は27日、大きく出直って始まり、取引開始後に4.4%高の892円(38円高)をつけて東証1部銘柄の値上がり率5位に入る場面があった。6月12日に「超高断熱真空ガラス(仮称)「スーパースペーシア」の開発に成功」と発表したことが再評価されて材料株人気が再燃したとの見方が出ている。

 業績は2016年3月期を底に回復基調を続ける見込みのため、好材料に反応しやすいとの見方がある。今期・18年3月期の連結業績見通しを前期比で売上高派3%の増加、営業利益は21%の増加とし、予想1株利益は88円54銭。株価水準はPER10倍ソコソコに過ぎないため上値余地に魅力を感じる投資家が少なくないようだ。(HC)

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