スター精密は第1四半期の大幅増益が好感され大きく出直る

株式市場 銘柄

■通期の業績見通しに上ぶれ期待が強まり5月高値を意識

 スター精密<7718>(東1)は30日、大きく出直りを強めて始まり、取引開始後に5%高の1816円(88円高)まで上げて5月15日以来の1800円台回復となった。29日の取引終了後に第1四半期(3~5月)の連結業績を発表し、売上高が前年同期比22%増加し、営業利益は同37%増加、純利益は同28%増加した。見直し買いが集まっている。

 通期の業績見通しは変更せず、期初の数値を据え置いたが、第1四半期が好調なため通期業績の上ぶれを意識して注目する様子がある。株価は5月に1904円まで上げて約2年ぶりの高値に進んだが、この頃に比べて業績上ぶれ期待が強まるとすれば、株価もそれなりに上値を追う可能性を内包することになる。(HC)

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