レカムが中国子会社の会社形態変更などを材料に再び急伸

株式市場 銘柄

■株式上場の準備整う?、連結業績も大幅拡大の見込みで買い安心感

 OA・IT機器などのレカム<3323>(JQS)は3日、再び急伸し、13時30分を回って一段高の109円(23円高、27%高)まで上げて2015年2月以来の高値に進んだ。引き続き、6月26日付で、中国の連結子会社レカムビジネスソリューションズ、以下「レカム大連」)が会社形態を「有限公司」から「株式有限公司」に変更する認可を得られたと発表し、株式上場の準備が整ったと受け止められて材料視されている。

 発表によると、会社形態の「有限公司」から「株式有限公司」への変更は26日付で認可され、同日、社名をレカムビジネスソリューションズ(大連)株式有限公司に変更した。中国では、株式市場へ上場する際に、会社形態を「有限公司」から「株式有限公司(中国語表記:股○(にんべんに分)有限公司、日本での株式会社」へ変更することが一般的だという。

 今期・2017年9月期の連結業績は前期の完全黒字化に続いて大幅に拡大する見込みで、業績面を評価するだけでも3ケタ(100円台)回復は不自然でないとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る