燦キャピタルマネージメントが急伸、不動産売買収益など好感し業績回復相場に期待

株式市場 銘柄

■日経平均2万円台に進み資金余力が増幅し造山運動のような総底上げの動き

 燦キャピタルマネージメント<2134>(JQS)は4日、急伸して始まり、取引開始後に21%高の94円(16円高)まで上げて2017年1月以来の90円台回復となった。不動産流動化事業や海外でのバイオマス燃料開発事業などを展開し、100%子会社サンエステートが5物件の不動産売買取引を行い5700万円の収益を確保と6月30日付で発表。好感されている。

 今期・18年3月期の業績見通しは赤字が大きく改善する見通しで、業績回復相場への期待が強い銘柄のひとつとされている。株価はまだ2ケタだが、日経平均が1年半ぶりに2万円台に進んできたため、相場全体の資金余力が増幅し、「低位株ほど造山運動のような総底上げの動きが強くなる」(市場関係者)との期待が出ている。(HC)

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