三栄建築設計はベトナム法人と合弁会社を設立し、ハノイ市の政府都市計画エリア内でオフィスビル開発事業に参画

■現地法人は2018年11月の建物完成後、オフィスビルの賃貸事業を運営する予定

 三栄建築設計<3228>(東1)は、投資・コンサルタント・不動産開発を行うベトナム法人のリードバイザーキャピタルマネジメントと共同で合弁会社を設立し、さらにその会社の100%子会社PB Complexは、ハノイ市の政府都市計画エリア内でオフィスビル(Leadvisors Tower)開発事業に参画する。

 事業パートナーであるリードバイザーキャピタルマネジメントは、所有不動産に対する戦略的な賃貸価格向上や優遇措置などを実施しており、国内市場において強力なブランド力を持つことに成功している優良企業。

 現地法人は2018年11月の建物完成後、オフィスビルの賃貸事業を運営する予定となっている。同社は、本事業への出資を通じて、ベトナム国内企業のみならず日本をはじめとした海外企業誘致が進むハノイ政府都市計画エリアでのオフィス需要に応え、ハノイ市経済に貢献していくとしている。

 なお、本事業が18年8月期の同社連結業績に与える影響は軽微とみている。

 ちなみに、今期17年8月期通期連結業績予想は、売上高1020億90百万円(前期比40.6%増)、営業利益98億36百万円(同35.7%増)、経常利益92億円(同30.2%増)、純利益55億42百万円(同31.3%増)と大幅増収増益で最高益更新を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る