【株式市場】主力株が底堅く材料株物色も旺盛で日経平均は一時56円高まで上げて堅調

株式

◆日経平均の前引けは2万135円63銭(54円65銭高)、TOPIXは1622.10ポイント(6.62ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億3128万株

チャート15 11日(火)前場の東京株式市場は、海外市場での円高が影響し、朝方はキヤノン<7751>(東1)などが軟調に始まり、日経平均も7円安で始まった。しかし、円相場は強張る様子がなく、キヤノンなどは朝方を除いて堅調に推移。日経平均は前引けにかけて56円36銭高(2万137円34銭)まで上げ、前引けも54円65銭高となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 セイコーエプソン<6724>(東1)が東芝に代わって日経225種平均に採用との発表を材料に活況高となり、トーセ<4728>(東1)任天堂<7974>(東1)の「ニンテンドースイッチ」向けの拡大などに期待が再燃し高値を更新。弁護士ドットコム<6027>(東マ)は引き続きクラウドによる完全完結契約システムの拡大などが注目されて高値を更新。岡本硝子<7746>(JQS)は「採光型太陽光発電ユニット」への注目が再燃とされて再び急進し一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億3128万株、売買代金は8862億円。1部上場2021銘柄のうち、値上がり銘柄数は1321銘柄、値下がり銘柄数は482銘柄となった。(HC)

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