JMACSが連日急伸、アスカネットの製品を活用した「非接触サイネージシステム」脚光

株式市場 銘柄

■空中に浮かぶディスプレイで機器を操作でき感染症防止やセキュリティ面で注目

 高機能ケーブルや制御機器などのJMACS(ジェイマックス)<5817>(東2)は12日も急伸し、11時を回って20%高の1370円(230円高)前後で推移。「空中にディスプレイが浮かび上がる、非接触サイネージシステム」が材料視され、11日のストップ高に続いて活況高となっている。4月から6月にかけて300円前後から1657円まで大化け(おおばけ)し、この波動はまだ崩れていないとの見方がある。

 「空中にディスプレイが浮かび上がる、非接触サイネージシステム」は7月10日付で発表。タッチパネルが空中に浮かび上がった状態で表示され、これに指を当てて様々な機器を操作することができる。機器の画面に直接触れることなく操作できるので、感染症防止などの観点から医療機器の分野に用途が広がり、指紋が残らないのでセキュリティ機器の分野でも注目されている。この装置のコアになる「AIプレート」は「空中結像技術」のアスカネット<2438>(東マ)製だという。アスカネットは小高い。

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