【銘柄フラッシュ】ヨシムラ・フード・HDなど急伸し東芝は何と19%高

銘柄

 18日は、東芝<6502>(東1)が後場一段高となり、14時過ぎに22.4%高の283.4円(51.8円高)まで上げて大引けも19.1%高となり東証1部の値上がり率2位。米国の投資家、デービッド・アインホーン氏の投資ファンド、グリーンライト・キャピタルが「4~6月期に東芝株を新規に取得したことが明らかになり」「1株234円で取得『400円に上がる』」(日経速報ニュース7月18日7時1分、9時9分などより)と伝えられ、思惑が広がった。これまで売り建ててきた向きによる買い戻しが次第に増えたとの見方が出ていた。

 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東1)は14日に発表した第1四半期決算の大幅増益などが好感されてストップ高の22.7%高となり東証1部の値上がり率1位。前出の東芝<6502>(東1)は大引け19.1%高で東証1部の値上がり率2位。北の達人コーポレーション<2930>(東1)は第1四半期決算の大幅増益などが好感されてストップ高の16.7%高となり東証1部の値上がり率3位。

 東邦化学工業<4409>(東1)はいきなり急伸し、有機ELテレビの拡大に関連するとかヒアリ対策に関連するとか判然とした買い要因が見当たらないまま予想が錯綜し18.1%高。TBグループ<6775>(東2)は訪日観光客向けのカプセル宿泊設備への期待が再燃とされて7月上中旬の上げが再燃し13.4%高。

 ベイカレント・コンサルティング<6532>(東マ)は第1四半期(3~5月)の業績に期待が大きいようで大きく出直り11.0%高。メタップス<6172>(東マ)は概算四半期決算が好感されて9.9%高。

 ビーマップ<4316>(JQS)はこのところの急騰の材料となってきたJR東日本企画などとの提携展開として合弁会社の設立を発表したため後場急伸しストップ高の20.2%高。INEST(アイネスト)<3390>(JQS)は第三者割当増資による積極投資への期待が再燃とされて18.0%高。買取王国<3181>(JQS)は第1四半期決算の大幅増益が好感されてストップ高の14.7%高、シンワアートオークション<2437>(JQS)は5月決算の大幅増益と今期予想などが好感されて7.2%高となった。(HC)

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