【注目銘柄】プラップジャパンは年初来高値圏、17年8月期第3四半期累計大幅増益で通期予想は増額の可能性

注目銘柄

 プラップジャパン<2449>(JQ)に注目したい。広報・PRの支援およびコンサルティングを主力としている。17年8月期第3四半期累計は大幅増益だった。通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は年初来高値圏で堅調だ。好業績を評価して13年の上場来高値を目指す展開が期待される。

■17年8月期増収増益予想で増額余地

 7月14日発表した17年8月期第3四半期累計(9月~5月)連結業績は、売上高が前年同期比26.1%増の49億08百万円、経常利益が同45.0%増の6億75百万円、経常利益が同47.1%増の6億78百万円、純利益が同37.9%増の3億75百万円だった。

 単体ベースにおいて、既存クライアントとの契約継続や大型スポット業務の受注、新規クライアントからのリテーナー業務の受注が好調に推移し、連結子会社におけるスポット業務の受注も寄与して大幅増収増益だった。

 通期連結業績予想は売上高が16年8月期比4.8%増の56億76百万円、営業利益が同6.4%増の6億97百万円、経常利益が同6.8%増の6億94百万円、純利益が同6.6%増の4億04百万円としている。新プロダクト領域の子会社の収益改善も寄与して2桁営業増益予想である。

 そして通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が86.5%、営業利益が96.8%、経常利益が97.7%、純利益が92.8%と高水準である。通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は年初来高値圏で堅調、好業績評価して13年の上場来高値目指す

 株価は7月3日の年初来高値1846円まで上伸し、その後も年初来高値圏で堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して13年の上場来高値2589円を目指す展開が期待される。(MM)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る