ニチコンが出来高を膨らませて出直る、「ワイヤレス充電」でクアルコム社と提携

株式市場 銘柄

■個人向けワイヤレス充電システムだけでなく公共用充電施設での普及も目指す

 電解コンデンサーなどのニチコン<6996>(東1)は26日、1200円(35円高)まで上げて出直りを強め、出来高は14時30分にかけて、すでにここ1週間の一日平均を上回り活況となっている。25日付で、米国の世界的な移動体通信技術・半導体設計開発企業・クアルコム社(Qualcomm Incorporated)とEV(電気自動車)向けのワイヤレス充電システムについてライセンス契約を締結したと発表し、期待が集まっている。

 同社は、すでに2009年からEV(電気自動車)、PHV(プラグインハイブリッド車)用の急速充電器を製造販売し、EV/PHVの普及に貢献してきた。このたびの契約により、同社は個人向けワイヤレス充電システムだけでなく、公共用充電施設でのワイヤレス充電の普及も目指し、EV/PHV利用者の利便性を向上させ、EV/PHVの普及促進に貢献するとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る