日本航空電子工業が大幅増益など好感し昨年来の高値に進む

株式市場 銘柄

■携帯機器向け急回復、通期の見通しには上ぶれ期待が

 日本航空電子工業<6807>(東1)は27日、上値を追って始まり、取引開始後に5%高の1811円(91円高)まで上げて昨年来の高値を更新した。26日の取引終了後に第1四半期(4~6月)の連結決算を発表し、営業利益が前年同期の2.8倍になるなど大幅増益となり好感されている。テクニカル的には2000円前後を目指すとの見方がある。

 4~6月は、携帯機器向けが前年度後半以降の高水準の売上高を続けたことなどによりV字型の急回復となった。3月通期の見通しは据え置いたが、全体的な事業特性が年度末型のため通期の見通しについては上ぶれ期待が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る