星光PMCは第2四半期業績予想の修正を発表

■化成品事業の売上が順調に推移したことに加え、高付加価値製品の売上が伸びる

 製紙用薬品の星光PMC<4963>(東1)は31日引け後、第2四半期業績予想の修正を発表した。

 売上高に関しては、前回予想を下回る見込みとなったが、利益面については、化成品事業の売上が順調に推移したことに加え、高付加価値製品の売上が伸びたうえに、台湾新綜工業の株式取得に伴う持分法による投資利益、投資有価証券の売却益等の計上により、当初予想を上回る見込みとなった。

 今期17年12月期第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を1億73百万円下回るものの、営業利益は1億67百万円、経常利益は2億61百万円、純利益は2億47百万円上回る見込みとなる。

 その結果、売上高117億87百万円(前回予想比1.4%減)、営業利益9億87百万円(同20.4%増)、経常利益11億11百万円(同30.7%増)、純利益9億07百万円(同37.4%増)となる見込み。

 通期連結業績予想については、現在精査中で、8月8日の第2四半期決算発表時に開示する予定。

 ちなみに、今通期連結業績予想は、前期比と比較して、売上高1.3%増、営業利益17.4%減、経常利益15.3%減、純利益14.7%減を見込んでいるが、今回の第2四半期の利益面の大幅な上方修正により、8月8日の決算発表に注目が集まる。

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