ファンデリ―の第1四半期は、MFD事業、マーケティング事業共に増収増益と順調なスタート

■利益面では前年同期を上回る進捗率

 健康食を宅配するファンデリ―<3137>(東マ)の第1四半期は、MFD(メディカルフードデリバリー)事業、マーケティング事業共に増収増益と順調なスタートとなった。

 18年3月期第1四半期業績は、売上高8億04百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益1億44百万円(同25.1%増)、経常利益1億44百万円(同19.2%増)、純利益91百万円(同19.0%増)であった。

 同社の事業は、MFD事業、マーケティング事業の2事業からなる。事業別の業績を見ると、MFD事業は、売上高は7億32百万円(同0.3%増)、セグメント利益(営業利益)は1億70百万円(同10.0%増)となった。

 マーケティング事業は、健康食通販カタログ『ミールタイム』及び『ミールタイム ファーマ』の2誌による広告枠の販売、また、紹介ネットワークを活用した業務受託において複数の案件を獲得した結果、売上高は71百万円(同52.9%増)、セグメント利益は51百万円(同45.9%増)の大幅増収増益となった。

 今期通期業績予想は、前期と比べると売上高12.8%増、営業利益12.1%増、経常利益10.3%増、純利益10.6%増と最高益更新を見込んでいる。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高22.1%(前年同期24.1%)、営業利益21.1%(同18.9%)、経常利益21.2%(同19.6%)、純利益20.9%(同19.5%)と利益面では前年同期を上回る進捗率となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
  2. ■学生発案の“牛乳をかける新食感”、とんがりコーンに朝食需要を開拓  ハウス食品グループ本社<28…
  3. ■6成分で多様な脱毛にアプローチ、簡単マッサージで日常ケアを支援  日本調剤<3341>(東証プラ…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る