【株式市場】円高継続のため日経平均は一時95円安だが好業績株など強くマザーズ指数・JASDAQ平均は高い

株式

チャート14 4日(金)前場の東京株式市場は、円相場が米金利動向などを受けて朝からドル安・円高を継続したため、自動車株の中でもマツダ<7261>(東1)はトヨタ自動車(7203)との提携観測を受けて高い一方、四半期決算発表を週初に終えたホンダ<7267>(東1)は軟調など、足並みのそろわない展開になった。NYダウは7日連続最高値だったが、上げ幅は9.9ドル高にとどまったこともあり、日経平均は、取引開始後の95円67銭安(1万9933円59銭)を下値に一進一退となり、前引けは72円68銭安(1万9956円58銭)だった。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 株価指数の先物に欧米勢からバカンス入りを控えた持高調整売りやヘッジ売りが出ているとの見方があり、機械的に連動しやすいソフトバンクグループ<9984>(東1)は続落模様。
一方、伊藤忠テクノソリューションズ<4739>(東1)は第1四半期の大幅増益などが好感されて2001年以来の高値に進み、ニッポン高度紙工業<3891>(JQS)は4日、買い気配のままストップ高。アクセルマーク<3624>(東マ)は第3四半期業績を再評価とされて急伸。

 出来高概算は7億1074万株、売買代金は1兆45億円。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は880銘柄、値下がり銘柄数も963銘柄となった。(HC)

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