日本製鋼所は業績予想の増額など好感され値上がり率1位を競う

株式市場 銘柄

■PERでは割高感が払拭されたとの見方

 日本製鋼所<5631>(東1)は8日、大幅高となり、9時50分にかけて17%高の2156円(315円高)まで上げて東証1部の値が利率1位を競っている。7日に第1四半期(4~6月)の連結決算を発表し、第2四半期、3月通期の業績見通しを増額修正。3月通期の純利益の見通しを80億円から90億円に引き上げ、前期の49.7億円の赤字から黒字幅拡大になることなどが好感されている。

 増額後の通期予想1株利益は122円46銭。株価はPER17倍台になり、PERという指標面では割高感が払拭されたとの見方が出ている。価格帯別の出来高を見ると2300円前後までは売り圧迫が少ないようだ。(HC)

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