ズームの12月期第2四半期は営業利益1億35百万円、ハンディビデオレコーダーなど新機種効果が寄与

■プロミュージシャンや音楽マニア向け

 ズーム<6694>(JQS)は10日、17年12月期第2四半期連結業績を発表し、新機種効果などから売上高29億87百万円、営業利益1億35百万円、経常利益1億8百万円、四半期純利益83百万円で着地した。

 同社は、プロミュージシャンや音楽マニア向けにハンディオーディオレコーダーなどの電子音響機器を製作・販売しており、自社では研究開発に専念し、生産は、工場を持たないファブレス企業として中国企業に委託しており、売上のうち海外売上げが、17年12月期第2四半期実績で87.4%を占める

 製品カテゴリー別に見ると、 ハンディオーディオレコーダーは、同カテゴリーの最上位モデルであるH6の販売が好調であったことなどにより、売上高は14億42百万円となった。ハンディビデオレコーダーは、前期から販売を開始したQ2nの販売台数が予想を上回ったことなどにより、売上高は3億54百万円となった。マルチトラックレコーダーは、競合の製品が殆どないことから同社グループの製品には依然として一定の需要があり、 売上高は1億35百万円となった。

 今17年12月期業績予想は、売上高が60億19百万円(前期比0.8%増)、 営業利益が2億29百万円(同3.7%増)、経常利益が2億99百万円(同45.9%増)、純利益が2億38百万円(同33.3%増)を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る